ふいちゃんの中国日記つれづれ編
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街のあちこちで見かけるこのマークだが、ホームページをのぞいて見るとなんと北海道から沖縄まで70,000店舗もある。なるほどわたしの家の近くにもあるはずだと合点。 ウォーキング用のズボンのお尻の縫い目がほころびた。まだ10回ほどしか使っていないのに。こう簡単にほころびては困る。ズボンのお尻部分の縫い目なんて4~5年使ったってほころびた経験がない。改めてしげしげと見るといかにも弱そうな糸を使っている。 それで、ワークマンへ持って行った。作業ズボンの縫い目がこんなに簡単にほころびるなんておかしいのではないか。というのはこのズボンは「ワークマン」で買ったものと思い込んでいたからだった。 持ち込んだズボンをあちこち見ていたオーナーらしい店の人が言う。「このズボンはうちで売ったものではありません。」。 「いや、ここで買いましたよ。」 「あそこの左手のところに並べてありましたよ。」 「あそこは冬物を置く場所で、夏物はこちらの右側です。」 「いや、まちがいなくここで買ったんですがねー。」 とわたしも譲らない。思い込んでいるのだからどうしようもない。 すると、ズボンの内側にあるサイズなどを表示してある布きれを見ていた店の人が「やはり、これはうちの製品ではありません。これはケーヨーの製品と標示されています。」 それを聞いて、一年前のわたしの記憶が鮮明によみがえって来た。そうだ、これはケーヨーD2で買って、冬用のズボンをワークマンで買ったついでに夏用のズボンの裾直しも一緒にしてもらったものだ。「思い出しました。わたしが勘違いしておりました。このズボンはここで買ったものではありません。大変失礼しました。」と謝った。 「有償でいいですから、これ修理してもらえませんか。ついては修理費はいくらほどになりそうですか。」 するともう一人の女の人が来て、「私がただで修理してあげます。」 「しかし、お宅の店で売った品物ではないのだから、ただというわけにいかないでしょう。」 「いいですよ。今日中に直しておきますから、あしたは取りに来てください。何時でもいいですよ。」という言葉に甘えて修理してもらったのだった。 同種のズボンを買った人は相当数に上ると推察されるが、きっと同じ問題をかかえていたに違いない。すっかり、ワークマンのフアンになってしまった。 | |||||