ふいちゃんの中国日記

観光編/哈尓濱

哈尓濱の氷灯祭

2009年1月8日

哈尓濱(ha1 er3 bin1 ハーアルビン ハルピン)という名前は実はわたしにとっては大変身近な名前である。小さい頃から哈尓濱がどういうところかも知らないうちにしょっちゅう耳にしてきた名前だからである。
大連に住むようになっても身近には感じてはいてもまだ訪れたことはなかった。ようやく行く機会を得て極寒の哈尓濱を訪れた。行ってみると大連・哈尓濱間は寝台特急で約9時間の近さであった。夜、8時45分に大連駅を出発して哈尓濱へは翌朝の6時3分に着く。眠っているうちに着いてしまうのだ。わたしが乗った火車(huo3 che1 フオーオ チャー 汽車)は哈尓濱の少し先にある「大慶」行きであった。

「大慶」は「大慶油田」で知られるあの「大慶」である。1時間ほど遅れて大連駅を出発する「大連→哈尓濱」行も翌朝のほぼ同じ頃に哈尓濱に着く。だから通常は大連・哈尓濱間は8時間台の近さなのである。

氷灯祭りを見に行った。札幌の「雪祭り」よりも規模が大きいと言われている。寒いときは暖かいところへ行くのも一つの方法であるが、寒いときだからこそ寒いところへ行くというのも一つの考え方である。

着いてみると哈尓濱はとても寒いところで、尚かつ大平野に開けた歴史の古い城市であった。人口は500万人といわれている。