ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

百聞不如一見

2009年10月7日

製造現場では毎日問題が発生し、それを解決しながら生産を続けているのが実情である。おそらく生産現場に全く問題は発生しませんという工場はないであろう。

不良品が増えて歩留がいつもより悪くなった、金型のピンが折れた、入荷した成形材料の色が違う、銅材の色がいつもより黄色味を帯びている、従業員が休みで予定のラインが組めない、等々問題の内容は多種多様である。

おおきな問題が発生したときや解決に大金が絡むときなどは報告がある。しかし、何度聞いても内容が理解できないことがある。そういうときは話をさえぎって「よし、現場へ行こう」である。何度聞いても意味不明なところが、たいてい一目みただけで問題の本質がわかる。「あなたの説明したかったことはこうこうこういうことなのだろう」と補足してやると「そうです。まったくその通りです」となることが多い。

現場百遍である。製造部門の管理者には「別室で机に座っていないで現場へ行きなさい。」とよく言っている。日本語に「百聞は一見にしかず」と言う言葉がある。これは中国語の「百聞不如一見」の直訳そのものである。

【註】
百聞不如一見 bai3 wen2 bu4 ru2 yi2 jian4 バーイ ウエン ブー ルー イー ジエン