ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

刀槍入庫、馬放南山

2012年10月3日


意味するところは、「兵器は倉庫に収め、軍馬は山に放し飼いにする;<比喩>戦時体制から平和体制に切り替える」。(小学館日中辞典)

日本の戦時体制は67年前に終了したのに対し、中国は朝鮮戦争、中印戦争、ベトナム戦争、チベット紛争があり、今も戦時体制を維持していると見ていい。日本の野田首相が言う尖閣対策は言葉がきわめて抽象的で、具体的にはどうするのかさっぱり見えない。

一方、中国は具体的で、内容が正しいかどうかは別として、何を言っているのかがはっきりわかる。「中国側には発信力がある」と言われるゆえんであろう。中国の外務大臣の言葉は極めて過激であるが、テレビで見るその表情には気迫さえ感じられる。

67年前に戦時体制でなくなった国家と今も戦時体制の国家との差がこういう差になって現れているのかも知れない。もう一つ、日本語はもともと非常な曖昧さ持っている言葉であるということは多くの日本人が認識しているところだと思う。

これに対して中国語は大変論理的にできていると思う。仕事上の経験で言えば、部長、課長、係長を問わず、担当者が作成したクレーム対策書などを読んでもストンストンと腑に落ちてきて「よし、これでいい」となることが多い。

国連演説で中国は「日本が尖閣諸島を盗んだ」という表現が10回近く出ているとテレビは報じている。中国語ではどういう言葉を使っているのだろうかと気になる。

尖閣での頻繁な領海侵犯に対して日本の外務大臣が「自制を求める」と抗議しているようだが、民主党は全く中国がわかってないと思わざるを得ない。尖閣を本気で取りに来ている中国にそんな要求が通用するはずがないではないか。 
 
民主党は「うそも百篇いえば本当になる」作戦があることを知っているのだろうか。