ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

挿し忘れ

2013年4月8日


某旅行会社主催のウォーキングへ参加して東京を歩いた。50人弱の参加者が二班に別れ、それぞれに専門のガイドが道の案内と歴史などの説明をしてくれる。

今回のウォーキングは歴史散策的要素が濃い。参加者全員にレシーバーが渡され、ガイドの説明が全員に聞こえるように配慮されていた。まず、バスのなかでレシーバーの取り扱い説明があった。スイッチの入れ方、チャンネルはガイドの指示に従うことなど。

「イヤホーンから声が聞こえる人は手を挙げてください。」という取り扱い説明の添乗員の声に手を挙げない人が一人いた。一緒に行っていた横に座っている人が聞こえないのかと心配して尋ねている。しかし、「聞こえる聞こえる」と返事。「じゃあ手を挙げなきゃね」。

バスは無事、目的地についてガイドさんと合流。ガイドさんからレシーバーの説明。スイッチを入れてください。チャンネルは1にしてください。音量は各自調節してください。等々。

しかし、一人だけガイドの声が聞こえてこないという。ガイドさんはその人のレシーバー小型機器を手にとって一つ一つセットしていく。スイッチ切り入れ、チャンネル、音量。これでオーケーのはずです。しかし、その人は「やはり、なにも聞こえてこない」という。

バスのなかでは問題なかったのにどうしたのかなあと周りの人が気をもんでいる。するとその人が突然「アッ」と声をあげた。「イヤホーン入れてない」。皆その一言ですべてを理解した。その人はバスのなかで手を挙げなかった人だった。ガイドさんも慣れているのであろうか、「とにかく聞こえるようになってよかったです」。

天気はよくなったがまだ強風の吹き荒れるなか、日本橋の道路元標からの歴史探訪ウォーキングが始まった。