ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

所謂

2016年1月15日


 わたしがこの言葉に初めて出会ったのは無所謂(wu2 suo3 wei4 ウウ スオーオ ウエイ)からである。意味は
  ① ---とはいえない;うんぬんすることはない。▶必ず名詞・動詞・形容詞を目的語にとる。
  ② どうでもよい。どちらでもかまわない。

20年ほど前のことだが、はじめは意味がわからず、後で辞書を引いてわかった。つまり、②の“どちらでもかまわない”であった。

 だから、“所謂”は“無所謂”と関連があるだろうと思っていたのだが、調べてみると全然つながらない。意味は
  ① 《説明・解釈すべき語句の前に用い、次にその説明・解釈をする》(よくいわれている)---というのは、---とは;いわゆる。
  ▶名詞・動詞・主述語を修飾する。述語にはならない。(意味がわからない。こういうのは例文で理解するのが手っ取り早い。)

  ② いわゆる。
<注意>他人の言葉を引用するのに用い、不信・軽蔑の意味を含む。引用の語句には一般に引用符をつけることが多い。

【註】(小学館:中日辞典)用例
<無所謂>
 ① の意味:
  (1) 我只是来談体会、無所謂報告
     私は自分の知るところを話に来ただけで、報告というほどのものではない。
  (2) 都是一家人、無所謂你的、我的 みな身内の者ばかりだから、 
     おまえのものとかおれのものとかいうことはない。
  (3) 這東西、無所謂好不好 この品物は良くも悪くもない。

 ② の意味:
  (1) 採取cai3qu3無所謂的態度 どうでもよいという態度をとる。
  (2) 別的倒無所謂、供水問題得馬上解決 他のことはどうでもよいが、水の供給の問題はすぐに解決しなければならない。

(3) 你的意見呢?―――無所謂 君の意見は?―――どちらでもいいよ。

<所謂>
 ① の意味:
  (1) 所謂“政見zheng4jian4”就是指政治見解。 いわゆる「政見」というのは政治上の見解を指す。
  (2)這里就是所謂“天下第一関” ここがいわゆる「天下第一関」だ。

 ②の意味:
  (1) 他們的所謂“懂dong3”外語、只不過是懂畿個単詞罷了
     彼らのいう外国語が「わかる」とは、いくつかの単語を知っているということに過ぎない。
  (2) 難道nan2dao4這就是所謂的“革新ge2xin1”? これがいわゆる「革新」だというのか。