ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

経済発展の代価

2016年2月21日


 中国北京の大気汚染(PM2.5)の問題は日本でもニュース報道されるので広く知られている。水質汚染はあまり報道されないので知らない人も多いかも知れない。河口付近の水の色は茶褐色になっている。それが黄海や日本海へ流れ込んでいる。全体的に環境保全意識が低いから土壌汚染も当然あると考えなければならないのでは。

 これらの環境汚染問題を経済発展の代価として捉える中国人がいるのは事実である。中国からの訪日観光客が増えているニュースはこれも頻繁に報じられている。暴買い現象も同時に報じられている。しかし、なぜ増えているのかという分析はほとんどされていないのではないか。

 PM2.5の大気汚染に悩まされている人々にとって、総体的に空気が清潔な日本は地獄から天国へ来たような安堵感があるのではないかと思う。生魚の刺身を美味しいと食べる日本人は多くの中国人にとって理解できない事柄であろう。
 
 日本人にとって、今は当たり前の空気の綺麗さ、水の綺麗さ、土壌の綺麗さはこれまでの日本人の改善努力の結果である。もし、日本の空気、水、土の品質が中国と同じような水準だったとしたら、果たして今のような大勢の観光客が来てくれるだろうか。