ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

下部温泉郷 ほたる公園

2016年6月21日


 2016年6月19日山梨県身延町の下部温泉郷のホタル公園でホタルが見られるというので初めて下部温泉郷に入った。下部温泉駅はかつては一日600人を超える利用客がいて駅長、副駅長(2)、営業(5)の8人体制だったそうであるが、利用客の減少により2012年から無人駅になっている。
 駅前に下部温泉旅館組合の一大看板があり、合計24軒であることがわかる。しかし、現在24軒が営業しているかどうかはわからない。その右隣に土産物店「ニュー梅月」があり、80年の歴史があるとのこと。“かくし最中本舗”と大書きされているところを見ると、下部温泉郷の最中はここで作られているのであろう。
 色とりどりのアジサイが見ごろを迎えていた。“下部ホテル”は昭和の初めに政治家後藤新平や思想家新渡戸稲造が宿泊し書を残しているそうである。俳優の石原裕次郎がスキーで骨折したときはこの“下部ホテル”で療養したとのこと。

 作家の井伏鱒二は長年に渡り下部温泉を訪れ、ヤマメ釣りの名人「やまめ床」の先代“依田喜史”さんと40年以上のつきあいで、一緒にヤマメ釣りに出かけて釣ったヤマメを川辺で塩焼きにして一杯やるのがお決まりだったそうである。また井伏鱒二のヤマメ釣りの師匠だった“依田喜史”は短編「雨河内川」の中でこの“依田喜史”を“ヤマメ釣りの師匠”として描いているとのこと
                    (以上:まちミューガイドブック身延町下部温泉編より)
 下部温泉郷は「下部温泉駅」から下部川に沿ってゆるやかな上り道の両側にある。温泉街を過ぎてさらに進むと左にそれて「湯町ほたる公園」へ、真っ直ぐ行くと「朝霧高原」へつながっているそうである。(ガイドさんの説明)

 ホタル公園へは夜7時20分頃入った。その時はホタルの数はまだ少なかったが、8時頃になるとその数は10倍ほどに増え、50数年ぶりに見るホタルは綺麗でなつかしかった。ここにはゲンジボタル、ヘイケボタル、ヒメボタルの3種類が生息していてそれぞれ時期をずらして光を放つという。残念ながら、バカチョンカメラではホタルの写真を撮ることはできなかった。(フラッシュ撮影禁止)

 下部温泉郷を活性化する二つの要素があると感じた。
 一つはホタルの乱舞化。以前はホタルが木に無数に留まっていたそうである。それを再現できるか否か。ホタルの養殖技術はむずかしいのだろうか。
 二つは色とりどりのアジサイを周辺に植えて色鮮やか温泉街にする。色の鮮やかさから見たところ、ここはアジサイの生育に適した環境のように感じた。