ふいちゃんの中国日記

つれづれ編/フットパス編

唱歌「たなばたさま」

2016年7月3日


 50年以上歌っていないと思う「たなばたさま」がなぜかすらすらと口から出てくる。それほどこの唱歌はわたしの脳の中にはっきりと記憶されているということであろう。それを作詞したのが山梨県韮崎市穴山町生まれの「権藤はなよ」であることを知ったのはこの2~3年のごく最近のことである。

 JR中央線の穴山駅の南にある「さくら公園」にその詩碑がある。この公園にいくつかの桜の木があるが、すでにそこでセミが鳴いていた。

 「願かけた」に権藤はなよの生家の裏山にある「御崎神社」の105段の石段が出てくる。相当急な階段で、見たところほとんど60歳以上と思われる参加者の現状では一見して上らないほうが安全と判断されるほど急である。


<願かけた>
  お宮の石段 百五段 
  蟻の子供が 上ってく
  切られたおひげの 伸びる様に
  願かけませうと 言っていく

  二十五段で 日が暮れて
  五十五段で 月が出た
  月の明かりで 蟻の子は
  宮に参って 願かけた

 この詩にも「坊田かずま」、「藤井清水」の二人の作曲家が曲をつけた楽譜が残っているという。権藤はなよ作詞の「たなばたさま」、「雲雀の子」、「母さんお里」の歌はYoutubeで聴くことができる。

      参考資料:古里・穴山を詩(うた)う 伊藤まなみ編・著
             穴山町だより(平成25年8月1日版)