ふいちゃんの中国日記

つれづれ編/観光編

身延山久遠寺への旅 春鶯囀(3/3)

2017年7月29日


帰途に立ち寄ったのが山梨県南巨摩郡増穂町にある萬屋醸造店。

萬屋醸造店は寛政二年(1790年)創業の造り酒屋。
昭和八年(1933年)与謝野鉄幹・晶子が2泊3日の甲州路の旅が実現、昇仙峡に1泊。
翌日増穂町の中込家(萬屋醸造店)へ宿泊。

そのとき、晶子は多くの歌を詠んだ。
その中の一首「法隆寺 などゆく如し 甲斐の御酒(みき) 春鶯囀のかも さるる蔵」に当主が感銘し、酒名を“春鶯囀”へ改め現在に至る。(萬屋醸造店のホームページより)



 御酒(みき) お酒の尊敬語。神酒(みき)と同じ。
 鶯(のう) ying1 ウグイス。 電脳辞典ではその読みは「おう、よう」。
 囀(てん) zhuan4  (鳥が)さえずる。電脳辞典では読みは「てん」。

昭和八年当時は鶯(のう)も囀(てん)も造作なく読み書きできた人はけっこう多かったのではないか。わたしは“春鶯囀”をまだ飲んだことがないのでどういう味なのかわからないが、美味しいという評判である。春ウグイスの鳴き声を思い起こすような味とはいったいどのような味なのか。