ふいちゃんの中国日記

自然編/気候

沙塵

2007年3月31日

2007年3月31日(土)。明日から4月というのに大連はまだ結構寒い日が続いている。土曜日ではあったが会社出勤日で、たっぷりと忙しい1日が終って帰りの車の中にいた。外の景色がどうもおかしい。前方がどんよりと曇っていて視界が悪い。

またいつもの霧なのかなと思っていたら、運転手がシャーチェンだという。すぐにはわからなかったが、どうやら黄砂のようだと気がついた。“沙子”の沙、“灰塵”の塵かと聞くとそうだという。なるほど大連では黄砂のことを“沙塵”というのだと理解。

いよいよ今年も中国の黄土高原から黄土が強風に巻き上げられて、はるばると飛来してくる黄砂の季節がやってきたのだ。去年の今頃も大規模な黄砂がやってきて、それは同時に日本にも到達していたが、今年はどうなのであろうか。

インターネットのニュースを見る限りはまだ報道がなされていない。今回の沙塵は日本には影響がないのかもしれない。

【註】
沙子 shazi シャーズ 砂
灰塵 huichen フイチェン ほこり、塵埃
沙塵 shachen シャーチエン 砂埃(すなぼこり)