ふいちゃんの中国日記

観光編/黒島

黒島の旅・大地は緑一色

2008年8月2日


6月下旬、大連から丹東方向へ向かう一帯の大地は緑一色である。広大な畑にはトウモロコシ、ジャガイモ、サツマイモ、豆類が一面に植えられている。小高い山々は木々の緑に覆われている。

見渡す限りの緑である。恐らく東北3省(遼寧省、吉林省、黒龍江省)は今がもっとも自然が息づいている季節なのだろう。

そういえば、黒龍江省出身のある友人は毎年6月になると休暇をとって田舎へ一週間ほど帰省している。「黒龍江省の新緑は6月で、朝起きたら裏山の楊樹の新緑の中を散歩するのがとても楽しい、身体中から元気が湧き出してくる」と言っていたのを思い出す。

田舎から都会(大連)へ出てきて仕事している。疲れた身体をリフレッシュしてくれる最良の方法で、元気をもらってまた大連へ戻り、仕事をするのだと言う。ただ、楊樹にはいろいろな種類があって、黒龍江省の楊樹は開発区の街路樹の楊樹とは違っているそうだ。

【註】
楊樹 yang2 shu4 ヤン シュー  ドロノキなどヤナギ科ハコヤナギ属の総称(小学館:日中辞典)