ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/諺・格言

照遠不照近

2008年9月21日

あるきっかけがあって釣りをすることになった。もともと小さいころから釣りが大好きだったのであるが、故郷を後にしてから何十年も釣りはしていない。だが狩猟本能はずうっとわたしの中に生きていたようである。

海が近いせいか、大連は海釣りがけっこう盛んである。普段、釣りのことは考えていなかったのでどこで釣具を売っているかも知らなかった。人づてに聞くと、金馬商城で売っていて、1セットで大体500元くらいかかるという。

金馬商城は夕方5時半ころには閉店になるので休日でないと買う時間がない。それで休日に行くことにした。金馬商城に行って服務員に聞くと一階で売っているという。だが、結局探し当てたのは一階は一階だが釣具屋だけの建物の外からの入り口を持ったこじんまりとした釣具屋であった。これだったら、夜は7時、8時はきっとまだ店開きしているにちがいない。

釣った魚を入れる容器は買わないで一式7掛けの500元で購入することができた。その次の週末、ぶらぶらと歩いていたら、金馬商城よりも近くの開発区商城の金馬路に面したところにも感じのいい釣具があることに気がついてちょっと寄ってみた。

その帰り道にさらに一軒の釣具屋を見つけた。なんとわたしの住んでいる所からわずか3〜4分のところにも釣具屋があったのだ。その前を何百回となく通っているのに気がつかないときはこんなものだ。
「灯台下暗し」とはまさにこのことであろう。中国語では「照遠不照近 zhao4 yuan3 bu2 zhao4 jin4 ジャオ ユエン ブウ ジャオ ジン 遠くを照らし、近くを照らさない」と載っている(小学館:日中辞典)。

【註】
“灯台下暗し”は上記のほか
  丈八灯台 zhang4 ba1 deng1 tai2 ジャン バー ドン タイ
  灯前黒 deng1 qian2 hei 1 ドン チエン ヘイ
が載っている。
さらに、“丈八灯台照遠不照近”とつながって“他人の弱点ばかり目に入って、自分の弱点が目に入らない”とも解説されている。