ふいちゃんの中国日記

社会編/治安

開発区の酒気帯び運転

2008年12月22日

大連開発区に駐在する日本人は大部分は会社の専用運転手が運転する車に乗っているが、なかには自分で車を運転する人もいる。

中国も酒酔い運転は違反である。ある中国人の友人は「酒を飲むと道路が広く感じるようになるので運転が楽である」と冗談半分にいうくらい、日本と中国とでは酒酔い運転についての意識がちがう。

中国ではアルコール度検査機器は現場にはまだあまり配置されていないようだ。まず、車を停めて近くの空き地へ車を誘導するのは日本と同じである。しかし、検査機器がないから、日本で酒を飲むときによく使われるしぐさ、つまりおチョコに入った酒をぐいと飲むあのしぐさで「これやっているか」すなわち「酒を飲んでいるか」と公安が聞くのだという。

中国語がわからないから「聴不懂」と答える。何度聞かれても「聴不懂」と答える。すると公安が根気負けして「行っていい」ということになるらしい。それにしても酒気帯びの検査が問診とは「恐れ入谷の鬼子母神」だが、いつ検査機器が配置されるかもわからないから、「あれれ、こんな筈ではなかったに。」とならないよう自己管理が必要であろう。