ふいちゃんの中国日記

観光編/哈尓濱

731部隊(3の3)

2009年2月12日

<入場券>
入場は無料であるが、入場券が必要である。13時になると守衛所の中へ案内される。ここで中国人の場合は身份証(shen1 fen1 zheng4 シェン ヘン ジョン 身分証明書)、外国人の場合は護照(hu4 zhao4 フー ジャオ パスポート)を見せると、どこの誰が来たかが記録されてこの入場券を渡される。

ただし、これは本館に入るときに回収される。有料だったときはこの半券をもぎとっていたのであろう。今は通い券になっている。ただし、写真に撮るのはかまわないということであった。
<煉獄門>
出口のすぐ左にこの「煉獄門」の表示があって、もともとあった入り口をあとで塞いだ感じがする。「煉獄」の意味は「(カトリックで)天国と地獄の間にあり、死者の霊魂が火によって浄化されるというところ」ということで、人体実験の死者をここで焼却したのであろうか。

<焼き場>
同行の人(現地人)の説明によると、あそこが「焼き場」の跡ということであったが、資料はまったくないので確認ができない。しかし、いかにもそれらしい雰囲気ではある。

してみると、「煉獄門」と「この焼き場」との関連はどうなっているのか、いまひとつはっきりしない。


<本館>
本館第一棟のみが公開されている。実際にはこの建物の奥に第12棟まであって、現在整備中ということであった。

将来、公開されるのかどうかはわからない。