ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

なぜグリーン車にはハゲが多いのか

2009年2月18日


2009年1月30日、日本から中国へ向かう飛行機の中で読んだ朝日新聞朝刊に「幻冬舎新書の新刊」広告が載っていた。その中に佐藤明男著、題して「なぜグリーン車にはハゲが多いのか」。副題は「薄毛は優秀な男の証」があった。「髪が薄くなる原因は、優秀な男を作り出すホルモンにあった!」らしい。もう少しで優秀な男の仲間入りしそうだったわたしは残念なことに優秀な男の仲間入りができなくなりそうである。なぜなら完全なハゲになる前に頭の毛が生えだしてきたからだ。

別に「毛生え薬」を使っているわけではない。ある人はこの現象を「第二の青春」だとひやかしていう人がいるが、決してそうではない。原因ははっきりしている。例のシャンプー「覇王」である。

この「覇王」についてはすでに発表しているので重複は避けたい。益々、生えてきた髪の毛の数は増え長さも伸びてきた。こういう実際の情況を踏まえ、いろいろ考えさせられることが多い。

これまで長年使ってきた石油系のシャンプーはたしかによく落ちるが、これはひょっとして「脱毛剤」ではなかったのか。10年以上も毛が抜けたままになっていた所から次々に毛が生えてくる。これは一体どういうことなのか。

「覇王」のテレビの広告はジャッキーチェンが出演している。毛が抜けた毛根跡に溜まっていた黒色の汚れをこの「覇王」は排出する効果がイラストで説明されている。そして毛根跡の汚れがなくなるとやがて毛が生えてくるという説明である。

どうもそのようになっているようだ。わたしの話を聞いた多くの人がこの「覇王」を使い出している。人により差があるが共通しているのはまず、抜け毛が極端に減ってくるということである。わたしの場合もそうだったが、まず抜け毛が減ってきて気がついたら新しい毛が生えてきていたということである。

わたしの実際経験に基いて言うならば、この本を読んだわけではないし、人の商売の邪魔をするつもりなどさらさらないが、「髪が薄くなる原因は、優秀な男を作り出すホルモンにあった!」などとむずかしく考える必要はなく、単に脱毛剤的な石油系シャンプーを使ってきただけではないのかなという疑問である。