ふいちゃんの中国日記

生活編/気をつけよう

慎みをなくした日本人若者

2009年3月9日

大連の日本料理店でときどきこういうグループに出くわす。日本式なので隣の部屋との仕切りは障子である。従って大声は筒抜けになる。普通の話し声の場合はまったく気になることはない。

話し声から察して隣の部屋に5〜6人の若い日本人がいるようだ。そしてこれらの若者たちの声はバカ高く、しかも長時間続いている。こちらは目の前にいるお客様と話をするのにも充分に聞き取れないのだ。つまり会話ができないのだ。あまりの傍若無人ぶりに接待されたお客様のほうがあきれて、少し障子を開けて「声を小さくしなさい」と注意すると、2〜3分は静かになるが元の木阿弥である。日本でもこんなひどいのは見たことがない。

トイレに行った帰りに、たまたま隣の部屋の女に携帯電話でもかかってきたのであろうか、携帯電話を耳にあてながら出てきたのに出くわした。みるとごく普通の女の子である。こういうのがあのバカでかい会話の連中の一人かと思うと腹が立ってきたが、どうも集団にならないとああいう自己主張ができないタイプなのかもしれない。

押しの強さなどまったく感じさせないごく普通の女の子であった。帰り際に店主に言った。「こんなうるさい店はお客様の接待には使えないよ。」