ふいちゃんの中国日記

観光編/麗江

悠然居

2009年3月10日


宿泊したこの旅館はバストイレがきちんとついている。作りは完全な中国特有の四合院であるが、建物そのものの構造は全体が木造で、納西族独特の作りになっている。麗江付近には木材が豊富とみる。つまり、中庭があって四周を4つの建物で囲い、ひとつの小さな砦になっている。この一帯はすべてこのような家ばかりである。

ここは「四方街 si4 fang1 jie1 スー ファン ジエ 古鎮の名前」に近く、歩いて5〜6分の距離にあり大変便利な場所である。この旅館の経営者は納西族ではなく「漢族」。知り合いの伝で麗江に来てこの旅館を経営しているという。

「麗江に観光に来て一週間ほど滞在し、リフレッシュして都会に帰る人にはわからないだろうが、ずうっとここに住んでいると退屈してくる」と旅館の主が言った言葉が強く耳に残っている。案外そんなものかもしれない。