ふいちゃんの中国日記

観光編/麗江

麗江・祈願

2009年3月14日

願い事を書いて吊るす。これ、どこかの国の○○祈願と全く同じではないか。中国で、このような祈願は初めて見る経験である。納西族の人々は中国の94%を占めると言われる「漢族 han4 zu2 ハン ズウ 漢族」とはどこか違うものを感じるのはわたしだけであろうか。

観光にやってくる「漢族」の人々が物珍しそうに興味を感じてこれに触っていく。そして木の板に書かれた願い事をじっと読んでいる人々もいる。「漢族」の人々にとってもこの祈願はめずらしくうつるようである。「風鈴」と書かれているが、「願かけ板」である。

願かけ板や盆踊りに似たこれらの情況からわたしが感じるのは漢族とナーシー族とは異文化であり、そしてナーシー族と日本民族には同文化の匂いを嗅ぎ取ることができるということである。

【註】
許愿 xu3 yuan4 シューウ ユエン 願をかける