ふいちゃんの中国日記

生活編/健康

甲状腺

2009年5月3日

大連には甲状腺の病気になる比率が他地区より多いという。これにはある事情があるという話である。

つまり、中国は沿岸部の面積も多いが、それ以上に内陸部が圧倒的に多くて海草を摂取する機会が少ない。そのため、ヨウ度不足にならないように、塩の中にヨウ度を意図的に加えているのだという。

ところが大連のように海産物が豊富なところはヨウ度をたくさん含む海草類を摂取する機会が多いので、結果としてヨウ度の取り過ぎになってしまい、それが甲状腺の病気の原因になっているということのようである。

わたしも休日は朝昼晩、平日は朝だけの自炊をしているが、調味料は日本から持ってきた味噌だけで、中国製の塩は全く使っていない。結果としては甲状腺の病気になりにくい生活習慣になっていたことになる。