ふいちゃんの中国日記

生活編/出来事

あしたは気温が下がります

2009年11月1日

わたしの会社の食堂は一度外へ出てから行くようになっている。だから冬になるとほんのわずかな時間だけど、防寒衣を着ていかないと身体が冷え切ってしまう。昨日はまだ防寒衣の準備ができていないので、食事が終わって事務所へ戻ってくると確かに寒かったのだが、いかにも寒そうに見えたらしい。

かつて日本へ3年間研修に行った経験があって日本語が少し話せる従業員がわたしを見て言う。

「あしたは気温が下がります。」わたしは何を言いたいかがすぐにわかったので
「あしたはもっと気温が下がるって。」と聞くと
「そうですよ。あしたは気温が下がります。」

正確に言うと、今日はすでに気温が急激にと下がっているので「あしたは気温がもっと下がります。」と「もっと」を付け加えて言えば非常によくわかるのである。日本語を母国語とする日本人から言えばごく自然に出てくる表現である。

人のことは言えない。わたしの中国語もこういう微妙な表現ではまだまだなのだ。こういう副詞がごく自然に使えるようになると言葉がぐんと生き生きしてくるのはまちがいない。

天気予報によると、果たして大連の今夜(2009年11月1日)はマイナス4度まで下がるという。北京、瀋陽、吉林省は既に雪になっている。