ふいちゃんの中国日記

文化編/伝統・風習

手羽先の上手な食べ方

2009年11月3日

これも「みのもんた」のテレビ番組から。手羽先のから揚げはたしかにおいしい。わたしはもっぱら煮て食べているが。だが、わたしの場合、一口ですぱっとはいかないのである。まず、外側の皮と肉を何度かにわたって食べ、次いでなかの肉を箸で取り出す。なんともやっかいな作業ではある。

ところがである。名古屋ではこれを一口で骨以外をすぽんと食べてしまうのだ。名古屋は何十回も行っているがこれまでそういう光景を見たことがなかった。通りを行く一般の人に取材の人が尋ねると誰もが同じ方法ですぽんと骨以外を食べてしまうのだ。

名古屋ではみなこういう方法で簡単に食べてしまうのだそうだ。片側の先端部を指でつまみとって少し捨てる。もう片方を手にもって口に入れ、歯でこさぐような感じで骨を引き抜くと、骨だけがきれいにそとに出てくる。つまり、骨以外はすべて口の中に残っているのだ。

時間にして5〜6秒で骨以外はあっという間に口の中に入っている。名古屋の手羽先から揚げメーカーが拡販のために考え付き、広めたものだという。ためしにやってみると一回で完全にすぱっとはいかないが、時間は大幅に短縮できるのだった。繰り返し練習すれば簡単に一口で手羽先のから揚げが食べられそうである。