ふいちゃんの中国日記

文化編/伝統・風習

初十五

2010年2月28日

新暦2月28日(日曜日)は旧暦の初十五、つまり春節が始まって15日目で、明日から春節気分が終わって、人々がやれ仕事に取り掛かるかと言う節目でもある。もっとも大連の日系企業はとっくに仕事を開始しているし、銀行や公安は大体先週の日曜日から始まっている。

「初十五」は「元宵節」と呼ばれ、「元宵団子」を食べる習慣がある。これは少数民族を除いては中国全体の習慣のようだ。夕方6時頃からあちこちで一斉に花火が上がり、6時半ころは話もできないほどの轟音である。9時半を過ぎてもまだ音はとぎれていない。

大連は昨日、今日と短時間雪がちらついたが、季節は完全に春に向かっているのを肌で感じるこの頃である。あと半月もする気温はさらに上がり、各家庭〜職場への集中暖房は止まっていよいよ春である。