ふいちゃんの中国日記

観光編/大黒山

大黒山が岩山になった原因(3)

2009年11月15日


この説は大変すっきりしている。つまり、「元々、大黒山には木などなかったのだ。」という説。火事で三日三晩焼けたわけでもなく、焚き木用に木を伐ったわけでもない、と。

この説には少なくない疑問がある。大黒山は開発区側からみると単調な岩山に見えるが、この裏側は想像もできないほどの緑豊かな山容になっている。基本的には岩山だが、長い年月で樹木が生い茂っている。

西側のこの面のみが岩山になっているのは不自然に感じる。こっそりと木を伐るのであれば裏側のほうが先になくなってもよさそうだ。こう考えてくると「三日三晩焼けた」というのはかなり有力ではないだろうか。