ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

諾基亜

2009年12月30日

携帯電話のノキアは世界の各地に工場があり、1日に200万台の携帯電話を、つまり1ヶ月に6000万台の携帯電話を生産しているという。日本の携帯電話メーカーも最近は中国市場に進出してきているとインターネットニュースは伝えている。

わたしの周りの状況で言えば、学校を出て仕事に就いている10代〜20代の人はだれも携帯電話を持っていない人はいないのではないかと思えるほどである。時代が後で経済発展する地域・国は従来から社会資本が整っている地域・国より最新の機器を利用できるメリットがある。

携帯電話もそうで、いまさら延々と電線を張りめぐらさなければならない有線電話より携帯電話のほうが簡単である。CAD図面もそうである。日本には手書きの図面が五万とあって、それらが今も大量に使われている。中国はみなCAD図面になっている。だから日本からやってくる紙の図面をみて中国人は日本は遅れていると笑っている。しかし、遅れているのは昔の図面だけで、今は日本でもCAD図面に変わっている。昔の財産が残っているのと、はなからないのとの差であろう。

ノキアのアルファベット表示はNOKIAである。日本人はNOKIAをみてノキアと発音するが、中国人にはどうやらヌオジーヤーと聞こえているようである。というのはわたしがノキアと言っているのに、わたしの周りの中国人は「ああ、ヌオジーヤーね」と答えてくるからだ。

【註】
諾基亜 nuo4 ji1 ya4 ヌオ ジー ヤー ノキア