ふいちゃんの中国日記

生活編/街の風景

早市

2010年3月28日

この冬、最も寒かった頃はまばらだった早市の店も春が来て暖かくなってから、店の数もまた買い物にやってくる人々も一段と数を増した。大連開発区の「開発区医院」前の通りを東に進むと大規模な朝市が毎朝開かれている。ちょうどこの位置は金馬路沿いにある独特な屋根の形状をした「文化宮」のところを南下した道とT字路で交差している。
大連では早市(zao3 shi4 ザーオ シー 朝市)と呼ばれているが、中国の別の場所では「露水市場( luo4 shui3 shi4 chang3 ルオ シューイ シー チャーン)とも呼ばれているらしい。
ほとんど地元でとれた新鮮な野菜や海の魚類である。全体の85%は野菜関係であるが中にはタバコの葉や雑貨類や衣類も売られていて要するに人の集まるところ何でもありといった風情である。
ここで店を開いている人々は素朴で、写真を撮ろうとすると「この人が写真を撮るからそこを少し開けて」などと買い物に来ている客に声を掛けている。