ふいちゃんの中国日記

生活編/街の風景

霧晴れる

2010年6月21日


2010年6月12日(土曜日)、急用があって九州博多へ行くことになった。しかし、この日が大連の天気の変わり目で、濃霧になった。

朝、心配しながら空港へ向かった。大連周水子空港は視界が1500mを切ると飛行機の離着陸が禁止となると言われている。素人判断ながら危ないなと思いながらとにかく空港へ行くしかない。国際便は離陸のほぼ1時間まえに搭乗手続きを済ませないと受け付けてくれなくなるからだ。

案の定、濃霧で全ての飛行機の離着陸が停止されていた。待つこと2時間、ようやく霧が少なくなって離着陸が開始された。しかし、それから1時間が過ぎ、2時間が過ぎても放送は単に「天候が悪いため出発が遅れます」だけで、いつ頃離陸できるのかの目途さえ立たない。

13時頃、時間待ちしている乗客に昼弁当が支給されたが、14時になっても15時になっても変化はなかった。搭乗の放送があったのは17時で、17時半に飛行機は離陸した。じつは日本で16時半からある人と会う約束をしていたのである。日本時間20時半に福岡空港へ着き、目的地へ着いたのは21時半であった。

大連空港で時間待ちしている間、何度か電話をして「間違いなく行くからとにかく待っていてください」と連絡はしていたので相手は待っていてくれた。仕事が終わって翌日大連へ戻ってきた。

それから6月19日まで大連は毎日霧の日がつづき、20日にやっと霧が晴れて快晴になった。同時に暑い夏がやってきた感じで、最高温度は30度Cに上がった。

この1週間は春から夏への季節の変わり目とも言える。