ふいちゃんの中国日記

自然編/童牛嶺

排水溝のない排水路

2010年9月24日

この排水路は元来、この上にある池の水位がある一定以上に上昇したときの排水路である。ところが以前にも指摘したようにこの排水路には最後のところで排水溝がなく行き止りになっている。だから、9月の長雨で池の水位が上昇し、ダムからの漏水が増えたとき、写真のように道路が水浸しになる。

開発区では川やこういう水が流れている場所では洗車をする光景がよくみられる。ここでも早速、車でやってきた観光客が車を洗っている。

上にある池の水位が上昇し、この放水路が使われるのはおそらく50年に1回か、100年に1回であろうが、そのときはかなりの被害が出るのではないか。「災害は忘れたころにやってくる」である。