ふいちゃんの中国日記

観光編/雲南

大理・蝴蝶泉(3)

2012年8月27日


大理・蝴蝶泉は20分ほどかけて道を登っていくときは、こんなところに何があるのかなと思わせたが、いざ見終わってみると、そして今でも大変印象深い場所であったことがわかる。枯葉蝶の乱舞である。

たまたま大理へ行く2週間ほど前に行ったJR中央線日野春駅の近くにある日本の国蝶オオムラサキ自然観察道を思い出す。

この観察道で合計4匹のオオムラサキを始めてみる機会があったが、近くのオオムラサキセンターでは養殖されセンター内に放たれているオオムラサキをみることができるそうだ。

オオムラサキは昔は日本全国にいたそうであるが、オオムラサキの成長に必要なケヤキ(の葉っぱ)が減ってきて今は生息域が相当限定されているという。
日本のオオムラサキと同じように、大理の枯葉蝶も環境の変化によって固体数が減少して保護が始まった可能性があるが、詳細はわからない。中は温室で、たくさんの蝶が飛んでいる。人の帽子の上や手のひらに飛んできてとまっている。大人も子供も皆、歓声をあげ大喜びしている。

羽をたたんだ状態はまぎれもなく枯葉にしか見えない。広げるときれいな模様になる。中国の人々も枯葉蝶と呼ぶが、じつはこれは蝶ではなく「蛾」らしい。