ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

フォッサマグナ

2013年4月18日




静岡から新潟県糸魚川市へかけて日本列島は二つの地溝帯に分離していることはよく知られている。

その地溝帯は南アルプスにあり富士川に沿って走っている。富士川の支流「早川」にその地溝帯が露出しているところがあるというので見に行った。

それは奥深い山の中にあった。その大地溝帯をフォッサマグナと呼ぶそうな。

素人目にはどこが境なのかさっぱりわからない。ガイドさんの説明があってようやく理解できる。

写真の右対角線近くがその境界部で、左側は黒色のもろい粘板岩、右側が硬い凝灰岩。

雨の降った直後であれば色の対比は鮮やかではないかと思われる。
説明によると、日本列島が大陸から分離するとき北東日本は半時計周りに、南西日本は時計回り移動したそうだ。南西方向へ分離した日本列島へフィリッピンプレートがぶつかり北東方向へ移動。やがて北東日本とぶつかって現在の日本列島が形成されたという。その北東日本列島と南西日本列島のぶつかった大地溝帯がフォッサマグナである。


粘板岩は非常に脆く、薄い板状に剥がすことができるのに対し、凝灰岩はかちかちに硬い。年代的には下側の凝灰岩が2500万年前の形成で、上側の粘板岩は6000万年前の形成だとか。下側が年代が若くフィリッピンプレートが日本列島の下に潜り込んでいることを示している。

これまで断片的に見聞きしていたことが、実際その現場をみると実感が湧いてくる。