ふいちゃんの中国日記

自然編/童牛嶺

野草摘み

2013年6月5日


今年は春が遅いとは言え、4月下旬の大連は食べられるいろいろな野草が芽を出している。知合いの一家が野草摘みに行くというのでついて行ってのんびりとした時間を過ごした。

場所は童牛嶺。もっとも多かったのは蒲公英(pu2 gong1 ying1 プーウ ゴン イン タンポポ)。あとは少しのノビル。蒲公英とよく似た野草があってわたしには見分けがむずかしいのだが、彼女たちは一目で判別していた。

摘んだ野草をどのように食べるかというと、よく洗ってから酢味噌をつけて生で食べるのである。少し苦味があるのだが味はまずまず。日本でならさっと湯がいてから酢味噌で食べるのかも知れない。聞いた話だが、オオバコの葉っぱのスープはとてもおいしいそうだ。

春先になると童牛嶺へ野草摘みに来ている人々の姿をよく見かけたものだが、今回私たちが摘んだ野草以外にさらに別の食べられる野草があるのは間違いない。摘んだ野草はサッと袋に入れるので見ていてもどういう物かわからないのである。