ふいちゃんの中国日記

社会編/治安

震后安置

2013年6月19日


4月20日に大連に入ってまもなく四川省雅安蘆山で大地震が発生した。7.0級の強烈地震ということで、CCTVのあるチャンネルは朝から晩まで地震に関する現地の情況を克明に伝えていた。日本だったらニュースの時間帯に報道される程度で、3日くらいで報道されなくなっているのかなあと思いながら観ていた。

じつはわたしは雅安へ旅行に行ったことがある。成都からバスで行った。雅安のバスターミナル駅を出ると宿泊客引きが何人かいてついて行った。一泊60元位だったと記憶している。

身分証明書の要求はなく、中国人でも外国人でも宿泊料金さえ払ってもらえればそれでよいという所だった。おそらく無許可の宿泊施設ではなかったかと思う。しかし、設備調度品などは普通のホテルと遜色なく宿泊としては問題なかった。

山の上にサハリパークがあって、そこでバスを降りたとき空気がとても新鮮だったことを鮮明に覚えている。あの雅安で地震が発生したのだ。テレビは救助や片付けなど現地の情況をずうっと伝えていた。

【註】
雅安 ya3 an1 ヤーア アン 雅安(地名)
蘆山 lu2 shan1 ルウ シャン 蘆山(地名)
震后 zhen4 hou4 ジェン ホウ 地震後
安置 an4 zhi2 アン ジイ 
  (人や物を)落ち着かせる。適当な場所に置く。“安置”は対象物の帰属先を定めることである。従って、対象物が物であれば「置き場所」、人であれば「部署」などに使われる。(小学館:中日辞典)