ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

棒道

2013年7月12日


山梨県から長野県に跨って「棒道(ぼうみち)」と呼ばれる武田信玄が作った軍用道路が北西に延びている。おおまかな方向は北西であるが、部分的には北方向の道と西方向の道との組合わせで構成されている。各道はまるで真っ直ぐな棒のように伸びているのが棒道と呼ばれる所以のようだ。

三ヶ月に渡ってこの52kmの棒道を歩いた。現在、この棒道はあるところはゴルフ場に消え、あるところは舗装道路の一部になっていたり、またあるところはかつては人が通った形跡があるが、いまはまったく人が通らない藪の道であったりする。

しかし、いまでも昔の面影を残している道も多く残っていて、そういうところは道の両側に多くの樹木があり、ウォーキングに快適な環境を提供してくれている。


この棒道の行き着く先は上杉謙信と武田信玄が戦った「川中島合戦場」である。

今なお山梨県と長野県に大きな影響を残している武田信玄の文化遺産と地元の人々の武田信玄に対する敬愛の念を知るにつれ、武田信玄という人物の偉大さを思いさらされるこのごろである。