ふいちゃんの中国日記

自然編/童牛嶺

童牛嶺は緑一色

2006年5月20日

1週間ぶりに童牛嶺へ散歩に行ったら、ついこの間まで地肌が見えていた山々が緑一色に変わっていた。
一気に芽吹いたといった様子である。
今が1年でもっとも自然の息吹を感じる季節。

この時期、大連では八重桜がいたるところに咲いている。
あちこちの工場のなかにも植えられている。
日本で見る八重桜と同じで、ひょっとしたら日本から送られてきたのかもしれない。
童牛嶺にもたくさんの数の八重桜が植えられていて、いまがちょうど満開である。

ただ、日本と違うところは、全てと言っていいほど幹が高さ1mくらいのところで切断されているところである。
そのため、そこから枝がたくさん横に出ていて、何10年もして木が大きくなったらぽっくりと折れてしまうのではないかと心配される。
感覚の違いといえばそれまでだが、何となく違和感を覚えるのはわたしだけだろうか。

カササギの巣が少しずつ葉っぱに取り囲まれてきた。
もう少し経てば、巣は完全に葉っぱのなかに埋もれてしまいそうだ。
そうなってからカササギの雛が孵るのであろうか、まだ巣にはカササギの姿は見えない。