ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

激素

2014年1月14日


激素(ji1 su4 ジー スー)は「<生理>ホルモン」。甲状腺素(jia3 zhuang4 xian4 su4 ジアーア ジュアン シエン スー 甲状腺ホルモン)のように“激”が省略されることもある。(中日辞典:小学館)

聞いた話であるが、大連は沃素の取りすぎで甲状腺ホルモンが過多になりバセドウ病になる人が他の地域より多いという。実際、わたしが大連にいた間に二人の女性がバセドウ病になり治療したことを知っている。

これには一つの原因が明確にあるという話であった。一般に知られている沃素の含有量の多い食物は海藻であるが、中国は平均的に見ると海から遠く離れている地域が多くて海藻を食べる量が少ないという。

それで中国の塩は沃素の摂取量を確保するために塩の中に沃素を添加して販売されているのだという。日本は狭い国土の周囲が海に囲まれ、海藻がふんだんに摂取できる環境だから思いもつかないがこれが実際の状況だという。

大連は海のそばに発展した地域で海藻もたくさん取れる。必然的に海藻を食べる機会が日常的にある。だから塩に添加された沃素と海藻から取り入れる沃素が加わって沃素の取りすぎになるのだという。

甲状腺は食べ物に含まれる沃素を原料にして甲状腺ホルモンを作っている。作られた甲状腺ホルモンは身体の発育を促進し新陳代謝を盛んにする機能がある。取り入れる沃素は多すぎてもいけないし少なすぎてもいけない。多すぎると前述のように「バセドウ病」に、少なすぎると「橋本病」になるのだそうだ。

一般に知られている沃素の多い食物は海藻であるが、海藻の中でもとくに昆布は他の海藻より10~30倍含まれているそうだ。大連では昆布が大量に養殖されている。釣りで沖にでると昆布の養殖いかだが大量に浮かんでいる光景を目にすることができる。

    関連記述→観光編:旅順の昆布
            生活編:昆布の養殖

<註>
激素 ji1 su4 ジー スー <生理>ホルモン
甲状腺素 jia3 zhuang4 xian4 su4 ジアーア ジュアン シエン スー 甲状腺ホルモン