ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

幸福的黄手絹

2015年1月15日


高倉健が亡くなって中国の国営テレビ(全国版)はその訃報を報じた。それがまた日本のニュースになったりもした。中国で若い層はわからないが、60歳前後以上の人々には高倉健と山口百恵はそれぞれの映画でよく知られている。それだけ中国の人々に深い感動を与えた映画ということなのであろう。

じつはわたしも日本で「幸せの黄色いハンカチ」をみて感動した一人である。映画館は長年行っていないからおそらく映画で公開数年後にテレビで放映されたのをみたのだろうと思う。

刑期を終えて網走刑務所を出所した高倉健を待っていた倍賞千恵子が歓迎の意志を表す「黄色いハンカチ」がロープにたくさんつらされて見えたときの感動は忘れられない。

「幸福的黄手絹」はその「幸せの黄色いハンカチ」の中国語訳である。語順も言葉も全く同じである。普通、色を表す「黄色きいろ」は「黄顔色 huang2 yan2 se4 フアン イエン サー 黄色きいろ」であるが、日本語式に「黄色」にするとまずいらしい。というのは「黄色 huang2 se4」の表現は「ピンク映画」の「ピンク」のようなときに使い、色の「黄色きいろ」の場合は「黄顔色」と使って区別しているようなのだ。

しかし、ここでは「黄手絹」がぴったしな感じの表現のように感じる。ハンカチの色表現の場合は赤(中国語では紅)とか黄とか青(中国語では藍)とかそのまま付けるだけでよいようだ。「幸福的黄顔色手絹」ではしまりがなくなる感じである。

<註>
幸福的黄手絹 幸せの黄色いハンカチ 
  幸福 xing4 fu2 シン フウ 幸福。幸福である。幸せである。
  黄  huang2 フアン 黄色(の)
  手絹 shou3 juan4 ショーウ ジュエン ハンカチ
黄色 huang2 se4 フアン イエン サー 黄色(の)
紅 hong2 ホン 赤い
藍 lan2 ラン 青色