ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

劇情

2015年5月8日


劇情(ju4 qing2 ジュー チン)は「劇の筋。ストーリー。」。今「水戸黄門」が盛んに再放映されている。この頃は人気が高いと言うことで新作も放映されているらしい。

この水戸黄門の劇情(ju4 qing2)はきわめて単純で画一的である。全体としては勧善懲悪だから安心して観られる。まず冒頭、食い意地の張った八兵衛が峠の茶屋で団子を食べるなど、めざす次の藩の名物名産は何かと水戸黄門の薀蓄が披露される。目指す藩には必ずもめごとがあって、宿へ着くまでにもめごとの渦中の人が襲われているところに出くわしてそれを助けるところから話は急展開していく。

かげろうのお銀が芸者に化けて悪代官に近づきお酌をし、一目で気に入れられて一緒に風呂に入るいきさつと結果は同じである。ときには熱い湯が出たり、ときには悪代官が頭から湯船に突っ込んだりしている隙に悪徳商人との密約書を脱いだ衣類の間から盗み出したりして動かぬ証拠とする。

なにせ、お銀や飛猿や弥七は忍者なのだからお手の物なのである。水戸黄門が牢屋につながれる場面もよく出てくるが、いつも飛猿や弥七が天井裏からするすると降りてきて錠前を簡単に開けてしまう。

終盤近くになるとチャンチャンバラバラの活劇になり、頃を見て助さんか格さんが「静まれ!静まれ!」と皆を制止し、助さんが「この紋所が目に入らぬか。ここにおわすをどなたと心得る。先の副将軍水戸光圀公にあらせられるぞ。」。続いて格さんが「一同、ご老公の午前である頭が高い。控えおろう!」で全員が平伏して事件は大体決着する。

そして面倒をみた人たちに見送られて次の目標値へ旅立つところで終わりである。毎回これが続く。必ず涙あり笑いありである。人によってはワンパターンだから面白くないという人もいるが、わたしは時間があれば観ている。

相棒の劇情(ju4 qing2)はワンパターンでなく複雑で、これはこれでまた面白い。

<註>(小学館:中日辞典より)
劇情 ju4 qing2 ジュー チン 劇の筋。ストーリー。