ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

討價還價

2015年6月4日


討價還價(tao3 jia4 huan2 jia4 ターオ ジア フアン ジア)は「①値段を掛け合う。②(仕事を引き受けるときや交渉の際)いろいろ条件を付ける。駆け引きをする。」。

若い人には“値段を掛け合う”ということが具体的にどういうことなのかの説明が必要かも知れない。例えば20年前、北京の各国大使館がある区域のすぐ近くにある“秀水街”は絹製品の衣服やネクタイ、ハンカチ、パンツなどが売られている“街”であると同時に闇両替の“街”でもあった。今も変わっていないのではないかと思う。

この“秀水街”で売られている衣服などには値札はまったくついていない。だから「いくらですか」と聞く。すると「300元」いう値段が返ってくる。客が外国人と判断すると売り手は必ず“3倍”は吹っかけてくるというのが通説。

だから標準価格は100元と読む。それで、「50元でどうですか」と値引き要求する。すると売り手は「200元ならいい」と下げてくる。さらに、「75元なら買うよ」と少し歩み寄る。売り手も「150元」と歩み寄ってくる。

「じゃあ90元でどう」と買い手もさらに歩み寄る。売り手も「125元」と一層歩み寄る。頃合いとみたら、「100元吧」と大台に乗せる。「好吧」となることもあれば「110元吧」と頑張ってくることもある。そこで妥協してもいいし、「105元」まで頑張ってもいい。いずれにしろそこら辺である。

大事なことはあちこち見て回って製品価格の相場を把握しておくこと。滅茶苦茶低い値段を要求しても意味がない。その攤子(tan1zi5タン ズ 露店)でしか売っていないという物は少ないから、他の攤子ではいくらで売られているかは重要な情報。

利益が出ないような値段の場合は売り手は必ず「不賣 bu2 mai4 ブウ マイ 売らない」と言い出すからこれも大変重要な情報となる。

経験を積むと要領がわかってくる。討價還價は露店で買物をするときの一つの楽しみ。

<註>(小学館:中日辞典より)
討價還價 tao3 jia4 huan2 jia4 ターオ ジア フアン ジア ①値段を掛け合う。②(仕事を引き受けるときや交渉の際)いろいろ条件を付ける。駆け引きをする。
秀水街 xiu4 shui3 jie2 秀水街(通りの名前)
攤子 tan1 zi5タン ズ 露店
不賣 bu2 mai4 ブウ マイ 売らない
吧 ba5 バ ①命令文の文末につけて相談・提案の意を表す。100元吧 100元でどうですか。
       ②文末につけて賛成または招致の意を表す。好吧 OK。いいですよ。