ふいちゃんの中国日記

生活編/街の風景

比薩店

2006年8月21日

一階のピザ店がはやくも7月末で店じまいした。
5月の開店だったから3ヶ月である。
前を通るとき、ちらっとのぞくといつも客より従業員の数が多かったのだから無理もない。
だが、今度の経営者は判断力がいい。3ヶ月で見切ったからだ。
何事も見切るのがむずかしい。これが適切にできる経営者は強い。

7月からは夕方になると外で焼肉なども始め、けっこう工夫している様子が見て取れた。
経営者は女である。
夕方、外がまだ明るいうちに帰ってくるときなど、ときどき従業員と一緒に店の外にいる姿を見かけたが、なかなか明るい顔をしていて、業績不振などという暗さは全く感じさせない。
大したものだ。

8月に入ってから店内に大工が入り、改装していたが2日前に改装オープンした。
中はテーブル式からカウンター式に替わっている。
メニューはほとんど変わりがなさそう。
ここからほんの300mほどのデパートの前は大勢の人で賑わっていて、いか焼きとか果物売りなど20くらいの露店が出て、けっこういい商売しているのに、ちょっと離れると途端に人の流れがなくなってしまう。

商売するとき、場所という立地条件が非常に重要な要素なのだということがよくわかる。

 【註】
   比薩 pisa ピイサー ピザ