ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

陰冷

2015年12月5日


  陰冷(yin1 leng3 イン ローン)は「①(空が)曇っていて寒い。②(顔色が)陰気である。曇っている。」

  蜀犬吠日(shu3 quan3 fei4 ri4)は成語で「蜀犬日に吠ゆ。」。蜀(現在の四川省)は山地で霧が多く、太陽を見ることが少ないので)蜀の犬は太陽を見ると怪しんで吠える;〈喩〉見識の狭い人は何でも不思議がる(こと)。

  そのくらい、成都は一年中厚い雲に覆われていて、日本のような青空はない。たまにどんよりとした太陽が雲間に顔を出すと成都の人々は“太陽出来了。太陽出来了。”と話題になる。

  そういう事情を知らない日本人が成都を公式訪問すると、歓迎に出迎えた成都政府代表者の挨拶は「本日はあいにくの曇り空で---」から始まる。「嘘つけ!毎日が曇りではないか。」というのが実際の情況ではある。

  だから冬は寒いのである。とは言え、零下になることは滅多にない。成都盆地に雪が降るのは10年に一度くらい。このところの地球温暖化の影響で、状況は変わっているかも知れない。

【註】(小学館:中日辞典)
太陽出来了 tai4yang2 chu1lai2 le5 太陽が出てきた。