ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座

賀年片

2015年12月31日


 賀年片(he4 nian2 pian4 ホー ニエン ピエン)は「年賀状。」“賀年”は「新年を祝う。」

 “片”は《平たくて薄く、あまり大きくないものをさす》▶(たとえば神・布・ガラスなどの)切れ、かけら。この場合は実際の情況に照らし合わせて「状」ということであろう。

 書道も中国から伝来したものの一つではないかと思うのだが、日本では書道はまだけっこう盛んではないかと感じる。わたしの小学生時代には授業で正式科目としてあった。

 社会人になって就職した会社に書道部があって数年親しんだ経験もある。だから、道具類一式がいまも全部揃っている。この数年来通っている「絵手紙」教室にも硯、筆、などをそっくり使って重宝している。

 片や現在の中国ではどうなのかというと、一般大衆としてはどうもほとんど毛筆で字を書く習慣はないようである。今年は毛筆で年賀状を書いたと言うと、日本はずうっと年賀状という習慣が残っていて、しかも毛筆字とはたいしたものだとえらく感心する。

【註】(小学館:中日辞典)
賀年片 he4 nian2 pian4 ホー ニエン ピエン 年賀状。