ふいちゃんの中国日記

観光編/延吉

白樺林

2006年11月2日


10月初め、紅葉のなかの白樺が綺麗だ。
白樺に限らず幹がすんなりと上へ伸びている。
強風の少ない地域だということが解る。
ガイドに聞いてもやはりそうで、長白山付近は強風が少ない地域だという。
おそらく台風などもほとんど縁のない地域なのであろう。

日本の東北地方の日本海沿いに植えられている松原のように、風が強いため幹が斜めになって節くれだっているのに比べるとこの付近の木々はどれも美人揃いである。

これが杉や檜だったら値打物であろう。

車で通りながら横の白樺林を見ていると手前にある雑木が流れていって残像にならず、後面にある白樺だけが目に残るようになり、道の両側がすべて厚みのある白樺林かのように見えてきてとても綺麗な世界に入り込んでしまう。