ふいちゃんの中国日記

自然編/動植物

苹果梨

2006年11月10日

“延吉”の郊外では苹果梨がたくさん産出される。
この時期、苹果梨園一帯を走る街道沿いに直売所が林立している。
値段は20kg入り箱で20元(300円)。
一箱買ってきた。

肉質は硬めで、日本の梨のような甘みは少ないが新鮮でうまい。
直売所の後方には大量に箱詰めされた苹果梨が置かれていて仲買人がトラックで買いに来るのを待っているのである。
この付近の栽培農家はこの苹果梨だけで年間3万元稼ぐというから、月平均2500元とはかなりの高収入と言える。

りんごなしとは珍しい名前だと思う。
実際のりんごなしを見ていると何となくその名前の由来が何となくわかってくる。
つまり味からみて梨であるのはまちがいない。
外観がリンゴのように赤くなっている。これだなと一人合点。