ふいちゃんの中国日記

つれづれ編

青梗菜

2016年11月13日


 “ちんげんさい”という名の野菜は誰でも知っていると思う。最近この野菜を買う機会があって、ラベルの名前(漢字表記)を見ていささか驚いた。これは中国語の読み方そのものではないかと。残念ながら、ラベルの写真を撮っていない。

 “ちんげんさい”は野菜と名前が一緒に日本へやって来た可能性が非常に高い。

 青梗菜 qing1 geng3 cai4 チン ゴーン ツアイ 青梗菜(ちんげんさい)。

 “geng3”の“e”は“エ”の口をして“オ”と発音する日本語の標準語にはない母音である。だから、人によっては“エ”と聞きとったり“オ”と聞き取ったりする。この標準語にない“e”を正確に発音し、聞き取れる日本人は東北弁を話せる人々である。

 “菜”は野菜(ヤサイ)とか菜園(サイエン)のように“サイ”と発音されている。“cai4”は“ツアイ”だから“サイ”とは違うが中国語と無縁の生活をしてきた昔の人々には“サイ”と聞こえたか可能性がある。わたしは南方語の方言は知らないが、昔日本へ伝わってきた中国語は南方の言葉だったから南方語では“さい”に近い発音だった可能性も考えられる。