ふいちゃんの中国日記

観光編/大連近郊

長興島

2007年6月23日

渤海湾に浮かぶ長興島、と言っても陸地との距離は数百mで、橋が架かっていて陸続きになっている。面積は240km平方あるそうだから島といっても直線道路が1本すんなりと延びているほど広い。
大連にも海水浴場があるがいずれも人工で、急に深くなっていて、しかも海底はごつごつした岩ばかりだから、はっきり言って危険な海水浴場である。しかも海水は汚れている。これにくらべると長興島は日本でも多い遠浅の砂浜で、海水は綺麗で泳ぐには最適な環境である。

大連開発区からバスで1時間半の所にあり、およそ数kmはあると思われる砂浜沿いにたくさんのホテルが建設ラッシュで、リゾート地として開発が急ピッチで進められている。車があれば気軽に来られる距離であるが、大連開発区からの直通バスはなく、開発区→瓦房店市、瓦房店市→長興島の乗り継ぎになるので2倍の3時間くらいみておかなければならないかもしれない。となるとちょっと厄介ではある。

この長興島に韓国第3位の造船会社の進出が決まっていて、大連開発区でもときおり話題に上る。立地場所がどこかはわからないが、造船所であれば産業と観光の両立が可能かも知れない。


この海水浴場からちょっと移動すると磯もあり、海草や牡蠣や巻貝を採ることができる。

ヤドカリなどもいて退屈しない島である。

【註】
長興島 chang xing dao チャンシンダーオ 島の名前