ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

大尾巴狼

2007年7月14日

この用語はわたしの持っている辞典には載っていない。直訳すると「大きなシッポのオオカミ」である。歳をとると人は忘れっぽくなるが、脳細胞が毎日10万個だか20万個だか消滅しているというから、それは仕方ないことなのかもしれない。メガネの眼鏡部を頭にずり上げたままで「メガネがない。俺のメガネをどこへやった」と騒いでいた人が実際にいて、そこにあるでしょうと大笑いした経験がある。

だが、若い人でも忘れっぽい人はいるのだ。関心がどこか別なところにあって些細なことは忘れてしまうのかもしれない。何か持って遊びに来ても忘れて置いていってしまう。あるいは持って出かけなければならないのに忘れて持っていかない。

このようなことがしょっちゅうあると“あなたは大尾巴狼”だと言われる。あるいは“大尾巴長”とも言う。意味は「愛忘記東西的人:ものごとを忘れるのが好きな人=忘れっぽい人」である。

中国東北部の方言かもしれない。しかし、この言葉には非難めいた語感はなく、むしろ親しみがこもっているように感じる。

【註】
大尾巴狼 da weiba lang ダー ウェイバ ラン 忘れっぽい
大尾巴長 daweibachang ダー ウェイバ チャン
愛忘記東西的人 ai wangji dongxi de ren アイ ワンジー ドンシ ダ レン