ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

笑里蔵刀

2007年7月11日

仕事上の話をしているときは笑顔を見せ、いかにももっともらしく感じられる人が、実際は全く別のことを考えていて、陰でいろいろと他人の悪口を言ったり、あるいはまた、嘘の作り話でえらく自慢をしたり、あるいはまた会議などで間接的に同僚を批判したりと、いつも自分を中心に組織が動いていくようにしたい為に、あらゆる機会を利用して働きかけをするタイプの人間がいる。

この種のタイプは文科系に多く、自分自身が何か仕事をして組織へ貢献することよりも周囲の情報収集に精を出し、優位に動きまわろうとすることが多い。その結果、組織の中に誤解と混乱が発生し、それをまたひそかに喜んでいる。

このタイプの人間はいわゆる“笑里蔵刀”で、“うわべはにこやか、内心は”陰険“である。”“笑いの中に刀あり”ということになる。

会社組織の中にこういう“唯恐天下不乱”の人間がいると厄介である。しかし、いろいろな画策は遅かれ早かれ露見してくるものである。こういうタイプの人間への最もよい対処方法は所属する会社組織から排除することであろう。動機が不純だけに注意するくらいでは簡単には治らないのだ。

【註】
笑里蔵刀 xiao li cang dao シアオ リ ツアン ダオ 笑いの中に刀あり
陰険 yinxian インシエン 陰険である
惟恐天下不乱 weikong tianxia buluan ウェイコーン ティエンシア ブウルアン
 ひたすら世の中が乱れないことを恐れる=ひたすら世の中が混乱すればいいと思う