ふいちゃんの中国日記

ふいの中国語講座/成語

耐えることと退くこと

2007年8月3日

耐えることと退くことを知っている人は強い。こういう人はきっと進むことも知っているに違いない。

中国語にこういう言葉がある。“忍一時風平浪静”、“退一歩海濶天空”。一時的に耐えることによって“風はなぎ、浪も静かである”。つまり、なにごともなく平穏である。一歩退くことによって“大自然が広々としたさま:(比喩)考えることや話すことが何の束縛も受けず、無限に広がる”。(小学館:日中辞典)

これは“和為貴、忍為上”と同じ意味合いで、“風平浪静”および“海濶天空”それぞれ成語である。中国にはこの種のなるほどと関心する言葉、諺がたくさんあるのだが、人の性格は容易に自己管理できないものらしく、すぐかっとなる人や、自分がいつも正しいと錯覚して自己主張の激しい人など、日本人以上である。

【註】
忍一時風平浪静 ren yishi feng ping lang jing レン イーシー フォン ピン ラン ジン
退一歩海濶天空 tui yibu haikuo tiankong ツイーイーブー ハイクオ テイエンコン