ふいちゃんの中国日記

社会編/経済

網吧

2005年12月7日

 網はネット、つまりインターネット。吧はバー。酒を飲む酒場は「酒吧:酒バー」と標記する。これは「インターネットバー」ということになるが、日本語のイメージがうまく涌いてこない
 開発区ではこの「網吧(ワーンバ)」をよく見かける。安盛広場の5階だかにもこの「網吧」があって、いつみても超満席である。電脳(ディエンナオ)はざっとみて100台くらいあり、客はほとんど若者。脇にペットボトルを置いている人が多いので金を払うと飲料付きになるのかと思ったら、そうではなくみな個人的に持ってきているのだという。
 はたから見ていると電子ゲームをやっている若者が圧倒的に多いが、中にはe−mailをやっている感じの人もいればジ−ッとなにやら考えている人もいていろいろである。共通しているのは誰もが電脳に没頭しているところ。だから超満席の割りには静かである。
 中国ではまだ電脳は高い。日本でも決して安くはないが、まだなんとか買える水準にある。電子ゲームやe-mailさらにインターネットに関心があるのは中国の人々とて同じ。そういうとき手っ取り早いのが網吧。1時間2元で遊べる。この料金はけっして高いとは思えない。