ふいちゃんの中国日記

観光編/漠河

表層はわずか

2007年12月15日

こういう所を見ていると地球の表層はほんのわずかなコケ類や腐植土で覆われているのだなあということが実感できる。しかも何億年とかかってこれだけの表層の厚みである。
 
そして地球の上空に極めて濃度が薄い部分も含めてわずか高度20km足らずの空気の層があって、その地表にへばりつくように多くの動植物が生きている。この10〜20cmのわずかな表層に白樺が根を張っている。日本のように毎年大型台風がやってきて瞬間風速何10mという強風が吹けば、これらの木々はひとたまりもないだろうなということが見て取れる。

地球環境の大切さを思い知らされるだのが、中国の人々がこの薄い表層をみてどう感じ取っているかはわからない。